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SaaSとは?メリット・デメリット、主なSaaS企業をご紹介!

 
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ブログ歴10年、Webマーケティング歴5年の不動産ブロガーです。 不動産集客や不動産テック、SEO対策など、デジタルマーケティングを行う傍らブログサイトを運営中。 この『Hachi-ハチ-』では、主に不動産集客やメディア運営・SEO・ブランディングのノウハウ等をまとめています。
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SaaSとは

SaaS(サースまたはサーズ)とは、「Software as a Service」の略称で、ユーザーが求める機能をクラウド上で利用することができるソフトウェアの提供形態のことです。

 

今では日本でも主流になりつつあるクラウドサービス(※1)ですが、一昔前はユーザーがソフトウェアを購入してコンピューターにダウンロードする形が一般的でした。

 

SaaSでは、ソフトフェアは提供側のサーバーで起動して利用するため、ユーザーは毎月設定されている料金を支払うことで、インターネット経由でサービスを利用することができます。

 

例えば最近は、「Netflix」や「Apple Music」などの月額課金型(サブスク)のSaaS型のサービスが好調です。

 

※1:クラウドサービスとは、離れた場所で動くコンピューターを、インターネットを介して使うサービスのことです。

 

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SaaSのメリット

SaaSサービスの導入を検討する際は、SaaSのメリットを把握しておきましょう。

 

具体的なメリットは以下の通りです。

 

1.初期費用とランニングコストが安い

SaaSのサービスはソフトウェアの開発が不要です。また、ユーザー側で管理する必要ないことから、初期費用とランニングコストが安いのが特徴です。

 

尚、初期費用とランニングコスが安いと、資金に限りのある中小企業でも気軽に導入しやすいという利点があります。

 

月額での定額料金や年額料金さえ払えば、オンライン上でデータの管理や運用ができます。

 

2.ユーザー側で管理する必要がない

SaaSサービスのサーバーはベンダー側で管理しているため、ユーザー側でSaaS全体の管理を行う必要がありません。

 

特にオンプレミス(※1)のソフトウェアだと、ユーザー側で管理して最新バージョンにアップデートしたり、セキュリティ対策を行うのが基本ですが、SaaSサービスはその手間が必要ないため、ソフトウェア導入に対する心理的なハードルも低くなります。

 

※1:オンプレミスとは、サーバーやソフトウェアなどの情報システムを、使用者が管理している施設の構内に機器を設置して運用することをいいます。

 

3.ソフトウェアの開発が不要

SaaSはクラウドサーバー(※1)のソフトウェアを利用したサービスのため、わざわざソフトウェアを開発する必要がありません。

 

尚、ソフトウェアの開発が必要ないため、それだけ時間的コストや金銭的コストをかけずに導入できることが可能になります。

 

結果的にサービスに申し込みをするだけですぐに始められ、手軽に使える点が評価されています。

 

※1:クラウドサーバーとは、インターネットを経由して受けられるさまざまなサービスのこと。

 

4.インターネットが繋がる環境下なら、場所を選ばずソフトウェアにアクセスできる

インターネットに接続できる環境であれば、どこでもSaaSのソフトウェアにアクセスすることができます。

 

前述のオンプレミスのソフトウェアの場合は、ローカル環境でしか使えないため、制限がかかりますが、SaaSのソフトウェアはオンライン上に存在しているため、ログインさえすれば利用できるシステムとなっています。

 

SaaSのデメリット

続いては、SaaSサービスのデメリットについて解説していきます。

 

具体的なデメリットは以下の通りです。

 

1.セキュリティ対策が必要になる

SaaSサービスはセキュリティ対策が必要になるため、これが手間(デメリット)になる場合があります。

 

前述の通りSaaSサービスはインターネットに接続して利用するため、SaaSを利用する際はセキュリティガイドラインの整備が必要となります。

 

2.大幅にカスタマイズできない

SaaSサービスは大幅なカスタマイズができないというデメリットとして挙げられます。

 

SaaSサービスはクラウド上で使うサービスなので、企業に合わせたカスタマイズが難しいです。

 

そのため、完全に自社仕様にできるパッケージ商品とは異なり、企業がSaaSの仕様に合わせる必要があります。

 

3.データ移行が手間になる場合がある

SaaSのサービスはデータ移行が手間になる場合があります。

 

例えば、SaaSに蓄積されたビッグデータを新たなSaaSサービスに移行する際、双方のデータ様式に互換性がない場合、一旦書き出してデータを整備した上でアップロードを行う必要がでてきます。

 

SaaSサービスを提供する主な企業

日本だけでなく、SaaSサービスを開発・提供する企業は、国内外に多数存在します。

 

具体的には以下の企業が挙げられます。

 

日本国内のSaaSサービス

株式会社マネーフォワード

※会計ソフトなどのバックオフィスソフトを提供

 

Chatwork株式会社

※ビジネスチャットを提供

 

サイボウズ株式会社

※グループウェアを提供

 

株式会社Take Action

※社内SNSを提供

 

SATORI株式会社

※MAツールを提供

 

世界のSaaSサービス

salesforce.com

※CRM/SFAを提供

 

Slack Technologies

※ビジネスチャットを提供

 

Oracle Corporation

※ERPを提供

 

Microsoft Corporation

ビジネスチャット、グループウェアなどを提供

 

Google

Web会議、スケジュール管理ツールなどを提供

 

まとめ

SaaSは企業が必要とするソフトウェアをインターネット上で利用できるクラウドサービスです。

 

ぜひ本記事で紹介したSaaSサービスのメリット、デメリットなどを参考に、SaaSサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか!

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ブログ歴10年、Webマーケティング歴5年の不動産ブロガーです。 不動産集客や不動産テック、SEO対策など、デジタルマーケティングを行う傍らブログサイトを運営中。 この『Hachi-ハチ-』では、主に不動産集客やメディア運営・SEO・ブランディングのノウハウ等をまとめています。
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